わさび田の作業って?

わさび田
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わさびって、どんなふうに栽培するのか、
知らない人が多いと思います。
私たちが山んなかのわさび田で、
どのような作業をしているのか、
まとめてみました。
 

わさびが育つ条件

わさびはとても繊細な植物で、
限られた環境でないと育つことが出来ません。
ポイントは3つ。
水温、日照、湧水の量です。
 
 

水温

年間を通じて8~18℃
これ以上水温が高くなると、
わさびが腐ってしまいます。
 

日照

三陽七陰と言われています。
わさびは日光をあまり好みません。
日が当たりすぎてしまうと葉が萎びてしまいます。
山んなかのわさび田は
ハンノキで木陰を作っています。
 
大きなわさび園などでは、
寒冷紗などで陽の光を遮っているところも
あります。
 
 

湧水の量

吉田川の最源流部 ここからわさび田へパイプを引いて水を取り入れている

 
わさびの栽培には豊富な湧水が必要です。
山んなかのわさび田では
わさび田のすぐ隣の沢と、
吉田川の最源流部から
パイプで水を引いて、
水量を確保しています。
 
この3つの条件がそろうのは、
とても難しいようです。
 
そういう意味でも、
山んなかのわさび田は貴重なのかも
しれません。
 
 

わさび田の作業

水の管理

水を引くパイプに詰まっている
落ち葉や枯れ木などを取り除いて、
常にわさび田に水が流れるようにします。
 

作土洗い

専用の鍬を使って作土をかきます。
作土に十分に水と空気を含ませて、
わさびがしっかりと根を張れるようにするための
大事な作業です。
 

苗おこし

わさび田の周囲にある
実生(種から発芽した)苗をおこします。
根っこを傷つけない様に
丁寧に掘り起こします。
 

植え付け

作土洗いしたところに
苗を植え付けます。
定植後、まずはしっかりと根が張るように、
葉は落とします。
苗が流されないよう、石で重石をします。
 

落ち葉かき

木陰を作るためのハンノキは、
秋になると葉を落とします。
落ち葉は水の流れを滞らせてしまうため、
水が流れるように落ち葉をかく必要があります。
 
一番大変な作業ですが、
落ち葉をかいたあと、きれいな水が
さわさわと流れる瞬間は、
とても気持ちが良いものです。
 

柵作り・ネット張り

動物の食害から守るため、
わさび田の周囲は柵をし、
冬場はわさびに直接ネットをかけます。
 
 

収穫

わさびは春植えて、夏、秋、冬を越し、
次の年の秋ごろ収穫します。
1年半かけて成長させます。
わさびの苗を掘り起こすと、
まるで天空の城ラピュタのよう(笑)
泥を落とし、
根っこをきれいに取り除くと、
皆さん見慣れたわさびが現れます。
 
わさびには子株がたくさんついていることも
あります。
この子株は苗として植えることもできます。
 
 
 
わさびについてもっと詳しく
 
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